ゼロ・エミッションのレール切削技術
ゼロ・エミッションのフライス盤であるLM-1ハイブリッド・レール・フライス盤は、鉄道業界で世界初の製品です。LORAM初の環境にやさしい機械は、研磨屑や火災に非常に敏感なエリアでの修正メンテナンスにフライス技術を使用する鉄道会社に大きなメリットを提供します。フライス加工技術により、1回のパスで最大1 mmまで削ることができます。切削機の処理は「ドライ」であり、運転中に冷却水や冷却液は必要ありません。
LM-1 Hybridは、水素ガスを燃料とするHybrid Power Source(燃料電池+バッテリー)を搭載しており、軽油などの一般的な燃料に比べて大気中での可燃性が低いです。電力システムからの唯一の副産物は、水蒸気です。LM-1ハイブリッドの水素ガスは、炭素繊維で包まれたプラスチックのコアからなる非常に頑丈なタンクに貯蔵されます。これにより、水素を高い運用圧力で何年も貯蔵することがます。もうひとつのオプション電源として、60kWhのバッテリーシステムがマシンのルーフに搭載されています。